2016年11月27日

葬儀にも結婚式にも使えるスーツの選び方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀というものは突然やってきます。まだ葬式にどんな服装で行ったら良いか迷っている方、これから買おうと考えている方に最適な服装を提案します。葬儀はそうそういつもあるものではありません。そのためだけに服を買うのは痛い出費です。せめて他に着られる機会があれば、と思うのは当然です。とはいうものの普段着兼用とはななりませんので、結婚式でも使える服を買えば、まだ着用機会が多くなります。日本には略礼服という黒のスーツが一般的で、これを葬儀の場で着用することがほとんどです。

ただこの略礼服は結婚式にただ白のネクタイをして出席するのには華やかさとフォーマルの格式的に劣るものがあります。そこでお奨めなのがディレクターズスーツです。この服はフォーマル用の黒の礼服用生地の上下にコールズボン(あの黒とグレーの縞のズボンです)とウエストコート(いわいるベストです)がついた物です。この服は欧米ではタキシードやモーニングより格下の準礼服扱いですが、日本では略礼服よりも各は上となります。結婚式の時は、黒のジャケットとコールズボンにベスト、ウイングカラーシャツに白のネクタイなどで決めれば、ぐっとフォーマルになりますので親族でもばっちりです。

友人等の場合は、シャツやネクタイに遊びを入れても良いでしょう。葬式の時は黒の上下の普通のワイシャツと黒のネクタイで臨みます。ディレクターズスーツを選ぶ時の注意点は、まずジャケットです。衿は葬儀も考えて普通のノッチドラベル、もちろんシングルです。ダブルは実はフォーマル度が落ちます。ベストはシルバーのもので襟付きが良いでしょう。パンツは普通のコールズボンでOKです。これを一着持っていれば、安心ですよ。