お通夜やお葬式は、結婚式などと違って事前に前々から予告がある訳ではありません。長く入院生活をしていたとか、この間久しぶりにお会いしたら、随分痩せていて、なんとなく、元気がないと感じたとか、その様な予兆の様な物はあっても、人の命は千差万別で計り知れない物があります。余命を宣告されても、それから健康を取り戻す人もいますし、突然の不幸に見舞われる人もいます。この突然の不幸を突き付けられた時の、通夜や葬儀に参列する際のTPOにあった服装と言うのがなかなか難しいです。お通夜には関しては、突然聞いたと言う雰囲気で、上下黒ならワンピースやスーツでも全然許容範囲です。
でも、例え黒でも頭にカチューシャやリボンなどのアクセサリーを付けて行くなど、自分にとっては身だしなみのつもりでも、少しでも周りが行き過ぎていると感じられる様なオシャレは、場をわきまえていません。そぐわないオシャレはその人の品格を下げてしまう恐れもありますから、十分注意が必要です。あまりお葬式に頻繁に出る事の少ない若い世代にも、きちんと一般常識としての冠婚葬祭のマナー教育は行うべきでもあるでしょう。例え華やかな席での結婚式であっても、ヒョウ柄などのレオパードや、白と黒のしましまのゼブラ柄などのアニマルな柄物の靴やバックは、小道具であっても持って行くのにはふさわしくないとされています。
ゼブラ柄は、白黒で、喪に服す色ではないかと変に勘違いする人もいますが、色の問題ではなく、動物柄という点が、環境問題や、動物の殺傷などを匂わす為、冠婚葬祭の席では例えクラッチバッグなどの小物であっても、身に付ける事は忌み嫌われます。若い人は、変に人と違ったオシャレ感に執着して、それをオシャレな人と勘違いしがちですが、TPOに合っていないと、オシャレをしてもそれは無意味で、台無しです。
● 参考サイトのご紹介
こんなサイトを探していた!葬儀についてのサイトお葬式エメラルドオフィシャルホームページ
http://www.ososhikiemerald.org/